2014年3月19日水曜日

映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち

映画の感想です。若干ネタバレあり。

10周年の節目のオールスター映画であり、最後のオールスター。来年からはどうなるんでしょうね。
妥当な所を考えれば、新規と前作、前々作が出るという形かもしれません。まぁ来年に新しい作品が出るかは分かりませんが。

さて、今回は最後という事でNS1,NS2からも登場しました。ある程度軸になっていたのはNS2で出てきたグレルとエンエン。
NS3ではプリキュアの妖精を夢見て日々努力しているようでした。
NS1からはキュアエコーこと坂上あゆみ。映画だけで終わらせるのにはもったいないくらいキュアエコーは可愛いと思う。まぁ祈りを届けるプリキュアなので戦闘は今回もありませんでしたが、グレルとエンエンとパートナーとなり、また変身したのには感慨深かった。本当に美味しいところを持っていくなぁ。

今回の的は夢の中にいる悪夢。これは雑誌に書いてあったんですが、黒くて得体の知れないものは子供が怖いという事で今回のようなデザインになった模様。確かにあのコミカルな動きは怖さが緩和されてました。さらにその声が野沢氏なのでどこか抜けた感じが。ただ、唸る声とかは力強さもあり十分な迫力がありました。
ラスボスはお約束の集合体。しかしなぜかタコ。何故タコ・・・美希たんが怯えるだろう!ああでも克服してたか。
たぶん、作品としては10周年ですが幾つかMHと5で二年使ってて、面子としては八グループになるんですよね。で、1グループに一本足を掴み、ハピネス組が止めを刺すという都合の良い数が揃ったわけです。
ハピネス組といえばハニーがほんの少し出てきました。観客の子供も「あ、ハニーだ」って正体知られてるし、ラブリーたちも知ってる。なのに声も無く顔出しだけとは悲しいじゃないか。早くハニーを見たいんだよ!!!

戦闘は気合が入ってました。ドキドキ組の連携プレイや、ラブリーの肉弾戦が栄えてました。というかラブリーは結構殴ることが多いな。名前はラブリーだけど交戦的なのはいかがなものかと。
止めは現行組であり、締めの言葉が入るわけです。NS2は「ジコチューはダメー」だったような?今回は「ラブじゃない!」でした。そうだね、ラブじゃなくて今はピーチだね。え?そうじゃない?


NS最後という事で、世界の危機というわけでも無いけどプリキュアは希望を守る存在という事がよく描かれていたと思います。
それにNSでは扱いがあまりよくなかったSSと5勢が良く喋っていた。ブルームとイーグレットなんか空飛んでた感じがした。・・・きっとジャンプだよ、ジャンプ。
5はみんな声あったし、サイコクラッシャーも拝めました。

ただ、剛力さんの声は合う・合わない以前に「浮いて」いた。子供の役ではなく違う役でも良かったんじゃなかろうか。そんなにメインに絡んでくるわけじゃないので構わないんですが、やはり不自然にならない程度にはなってて欲しかった。









さあ、全体の感想はそんな感じで、違う視点から見てみましょうか!
咲の夢の中では、先の焼いたパンでパンパカパンが大盛況。行列が出来るほどでした。その中に並ぶ怪しげな姿。
ぱっとみ分かりやすかったのはモエルンバ、ハナミズターレシタターレにキントレさん。まさか客として描かれるとは。
その他にも映画では謎の存在感を示してくれる聖歌先輩がいました。今回は聖歌先輩だけじゃなくてスイーツ部の面々も並んでいた。聖歌先輩といえばNS2ではゴスロリ私服を疲労してくれてびっくりした記憶があります。まさか今回も出てくるとはね・・・!スタッフに愛されすぎではなかろうか。

みんなの心地よい夢という事で色々描かれていましたが、エレンがハミィとこたつでみかんを食べている夢なのが心温まりました。やはりあの二人はセットですね。そういいあエンドカードでも一緒だったし、良いことだ。
冒頭では奏の作るケーキを響が持ち逃げするという1話で見たような展開が繰り広げられていました。相変わらず仲のよろしいことで。

「眠った子供が起きない」という現象が今回の騒動の発端で、歴代プリキュアも眠ったまま起きない状態に。その時響の寝顔が出てましたがなんだろう、本編で見たことのあるようなカットだった。良く寝るという印象が強いなぁ響は。ハミィが一生懸命起こそうとしてたのも既視感があったな。
夢の中でピアニストとして活躍してました。ああいうの見せられたら「その後」の展開のOVAが見たくなるよね、欲しくなるよね。絶対無いだろうけど、本とかでもいいのでお願いしますよ!!成長した響たちを見たいんだ!!

戦闘ではミュージックロンドをピーチと共に決めてくれました。しかし残念なことに「三拍子!」は無かったよ・・・。
それに今回はMH、SS、5勢が戦闘ではピックアップされてたので活躍は少なかったです。うーん、残念。

でも!声があった!それだけでも嬉しいんだ!久しぶりに響を見ることが出来て、もうそれだけでも満足だよ。
ASシリーズは終わってしまったので今後はもう出ることは無いかもしれません。しかし、MHだってSSだって数年後に声ありで出てきてくれたんだ。この作品が飽きられずに続いていけばまだチャンスはあるかも?ほら、ディケイド形式とかね!

BGMは高梨さんだったためか、スイートのBGMも結構使われてました。もちろん新規の曲もあり、相変わらず好みの音楽を奏でてくれました。
サントラが欲しくなるなー。



この作品を見に行くことはいつまで経っても慣れないな・・・。誰も気にはしないだろうけど、色々と、ね。

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