劇場版 アイカツ！

映画の感想です。

いやぁ、映画っていいもんですねー。

とても久しぶりになった気がする映画ですが、劇場版のアイカツ！を見てきました。

大スター宮いちご祭りという事で、本編でも少しだけ触れられていました。主人公が後輩になり出番が少なくなるかと思いきや、大舞台では主役を張るスター宮の凄さよ。

今回はシーズン１から続いていた物語の集大成という感じがしました。もちろんアイカツはまだ続くわけですが、いちごと美月とで折り合いが着いたと思うわけです。
この二人については本編で、ツイングスとして勝利しましたがアイカツランキングでは不動の一位にいる美月を追い抜いたわけではありませんでした。このランキングを越えてこそ本当のトップアイドルと呼べる存在になります。
当のいちごは特に順位については気にしていませんでしたが、劇中で語られた美月の心情に心動かされます。

思えば美月のステージを見てアイドルになりたいと憧れたいちごが、「なりたいきっかけ」となった場所でその憧れを越える。なんと燃える話でしょうか！
さらにそのいちごに憧れてアイドルになったあかりも傍にいます。いちご、美月、あかりの三人は追い越す目標、憧れる存在、追い抜いてくれる相手と色々被っていました。

ステージ演出もよかったですが、それ以上に美月の「奪ってもらいたいの」という言葉がとても印象的でした。若干なきそうになったよ。
そしてラストの三人のステージ。これはもう最初から見ていて、どれくらい憧れているかやどれだけ高い壁だったかを知っているので感涙ものでしたね！

うん、とてもいい映画だった。物語の積み重ねっていいよね。