2016年8月14日日曜日

シン・ゴジラ

映画の感想です

ゴジラシリーズの最新作。何かと巷で話題ですが、少し遅れて観てきました。
ゴジラ自体映画館で見た記憶はありません。かろうじてあるのはモスラを観たことあるくらい。そのためそこまでの思い入れはありませんが、特撮、特に怪獣物が出てくるとワクワクしますね。

監督はおなじみの庵野氏。特撮好きとしても有名で、自身の作品にもその影があるとか無いとか。
今ではエヴァの人という認識だと思います。
そのお陰か、感想を観るとエヴァっぽかったとかそういうのをよく観ます。でもどこかに書いてありましたが、エヴァがむしろ特撮っぽくやってたんじゃないかという。
確かに影響は受けてそうですね。

シン・ゴジラ自体は楽しかったです。未知の巨大生物に対して日本人が立ち向かう姿はドラマとしても面白かった。首相が割りと流される感じでしたが国民を第一に考えている姿は悪くなかった。
色々と見所はあると思いますが、推せるのはゴジラが炎を吐き、その炎の温度が上がって青になっていく時ですね。そしてそこからの破壊がもはや絶望しかなかった。
後は在来線のJR車両が無人爆弾となって突っ込む所。これは鉄道ファンだったらもっと面白かったんだと思いますが、私が通勤で使っている車両がぶっ飛ぶだけで面白かったです。

残念な所はBGMにエヴァのアレンジが使われていた所。多分ファンサービス的なもので深く考える必要ないのでしょうが、どの作品を作ってももうエヴァから離れられないのかなと思ってしまった。パロディなどは良くあるものです。が、音楽はちょっと違うと思っています。
音楽ってそのシーンを盛り上げたり印象付けたりする役割があると思っています。その中に既にエヴァのものという印象がある音を使うと、「エヴァを見ている」ような感じになってしまう。シリーズ物で使っていたものなら多分大丈夫ですが、別作品ですからねぇ・・・


何れにせよ、話題になる程の魅力は秘めています。ゴジラシリーズのオマージュなどもあるらしいので、ファンにとっては最高な出来かもしれません。

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